日光を調節するためには、部屋の内側にカーテンを用意するのが一般的ですが、実は、窓側に取り付け可能なシェードというものがあります。このシェードというものは、窓の前で日射をさえぎることにより、部屋の中に日の光を入れなくても済み、暑さ除けには最適な商品だと考えています
しかし、シェードについては詳しく知らない方もいるかもしれません。この記事では、シェードの基本情報からカーテンとの違い、スタイルシェードとアウターシェードの比較について解説します。
シェードとは
シェードとは、窓に取り付けて日差しや視線を遮るためのアイテムとなります。生地を上下に開閉することで、光の量を調整できます。シェードにはさまざまな種類があり、デザインや機能性も豊富です。UVカットや多くはないものの数種類のデザインがあるため、家の外壁にも合わせやすいのではないでしょうか。

カーテンとの違い
シェードとカーテンの主な違いは、開閉方法にあります。カーテンは左右に開閉するのに対し、シェードは上下に開閉します。また、シェードは生地を折りたたんで収納するため、窓まわりがすっきりとした印象になります。
スタイルシェードとアウターシェードの比較
シェードにはさまざまな種類がありますが、ここでは窓回り二大メーカーのスタイルシェードとアウターシェードについて比較します。
スタイルシェード(LIXIL) vs アウターシェード(YKK AP)
項目 | スタイルシェード(LIXIL) | アウターシェード(YKK AP) |
メーカー | LIXIL(リクシル) | YKK AP(ワイケーケーエーピー) |
設置場所 | 窓上(外壁面など) | 窓上・バルコニー・手すりなど |
構造 | ロールスクリーン式 | ロール式(日除けスクリーン) |
収納 | ベルトで手動巻き上げ/一部電動対応 | 手動で巻き取り収納 |
操作方法 | ベルト操作/電動タイプあり | プルコードまたは手動引き上げ |
遮光・遮熱性能 | 遮熱率70〜85%前後 | 日射熱を6~8割以上カット(高遮熱) |
風への耐性 | 強風時は収納できるため◎ | 収納可/風の強い日は収納推奨 |
デザイン性 | スタイリッシュ・モダン | 住宅外観に合わせやすいカラバリ |
カラーバリエーション | 多色展開 | 5色(ブラウン・ブラック・シルバー等) |
価格帯 | やや高め(施工費別) | 比較的リーズナブル(DIY不可) |
施工 | 専門業者の施工推奨 | YKK APの対応窓に限り施工可能(要確認) |
適合窓 | 基本的に汎用的(ただし施工要確認)Lixil窓だと簡単 | YKK AP製の窓専用(他社窓には非対応) |
特徴のまとめ
- スタイルシェード(LIXIL)
- モダンな外観に調和しやすく、遮熱性能も高い。
- 窓種を問わず導入できるが、施工の手間とコストはやや高め。
- モダンな外観に調和しやすく、遮熱性能も高い。
- アウターシェード(YKK AP)
- 高遮熱・高機能ながらコストを抑えやすい。
- ただしYKK AP製の窓にしか取り付けできないため、既存の窓との適合確認が必須。
- 高遮熱・高機能ながらコストを抑えやすい。
どちらも同じような機能ですが、YKK APの窓になるため、同じYKK APのシェードの方がよさそうですね。
雨のことを考えるとシャッターの方がよいのでは?
ここまでシェードで考えてきましたが、夏の日差しを避けるという意味では、シャッターをつける方がよいのかもしれません。雨風があるとシェードは汚れてしまうこと、目的として夏の午前中の日差しを避けたいと考えていますが、不要な時は閉じておき、必要に応じて開けるという方法もありかもしれません。
LINE UP:YKK APのシャッター商品一覧 | ウインドウシャッター | YKK AP株式会社

実用性で考えるとシャッターでしょうか。スリットシャッターという採光が可能なシャッターもあるようですが、電動製品しかないため、悩ましいところです。カラーバリエーションも4色。

現在の型番の窓につけられるのはどれか、一度検討してようと考えています。