中学受験おうち勉強法を読んでみたよ

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中学受験をしない我が家でも「おうち勉強法」が役立った理由

最近『中学受験おうち勉強法』という本を購入しました。 というのも、ついに我が家の子どもが6年生に。中学受験を本格的に考えているわけではありませんが、「自宅学習をどう進めていくか」には日々悩んでいて、立ち読みしたときに良いヒントがあると感じたので購入しました。

今回は、その本を読んで「これは使える!」と感じたポイントを、我が家の実践例とともに紹介します。

目指すのは“自走”できる子

本のなかでも繰り返し出てくるキーワードが「自走」。これは、子どもが自分で教科書を読み、問題集を解き、丸つけまでを一人でできる状態を意味します。

我が家の現状では、教科書を読むのはなんとかできるようになってきたものの、問題集を解いたり、間違い直しをしたりするのはまだまだ課題アリです。

4年生までにやるべきことがカギ?

この本では、学習の土台として「中学受験新演習シリーズ」または「四谷大塚シリーズ」などを使い、4年生までに6年生相当の範囲を終えておくことが重要だとされています。

でも正直なところ……四谷大塚シリーズはかなり難しい!一時期使ってみたのですが、子どもにとってのハードルが高すぎて、無理に続けたら確実に心が折れると感じて中断しました。

ちなみに、四谷大塚のカリキュラムでは、小5の2月に小学校範囲をすべて終了させる設計になっています。 それを1年早めるなんて、うちではとても無理でした…。しかも、4年生までに終わっていないと、5年生での単元別演習にも入れません。

まずはスケジュールを“見える化”

そんな中、できることとして取り入れてみたのが、1週間単位のスケジュール表作成です。まずは、塾やスイミングなど、毎週決まっている予定を先にGoogleカレンダーへ入力。子ども用のアカウントで共有しています。

これによって「何を、いつやるか」が目に見えるようになり、子どもも少しずつ「自分で管理する」感覚を持てるようになってきました。

基礎英語と漢字の取り組み

英語については、中学英語への準備として、ラジオの『中学生の基礎英語1』を活用中。ただし、現状では私と一緒にやらないと間違い直しが難しいため、ここも「一人でできるようになる」のが目標です。

漢字は、さかもと式の『小学漢字1026が5時間で覚えられる問題集』を使っています。 もともとは「だじゃれ漢字」がお気に入りで練習していました。問題集は自分で取り組みつつ、私は空書きの確認だけをしています。

算数は「自由自在」におまかせ

算数は、昔ながらの定番『自由自在』を採用。 カラーページで見やすく、基礎からの解説がしっかりしているので、とても使いやすいです。1ページごとに内容がまとまっているので、「問題を見てすぐに方針を立てられるか」など、ちょっとしたテストにも使えます。

ちなみに私も小学生のときに使っていましたが、当時こんなに分かりやすかったかな?と思うくらい今見ると違ったものになっています。

さいごに

私は中学受験の経験がないので、最近の教材の難しさには驚くばかりです。 算数の問題なんて、まるでパズルのよう。「これくらいの思考力は社会に出ても必要だよね」と感じる一方、「ここまで小学生に求めるの?」と戸惑うこともあります。

でも結局、「分からないことをどうやって理解するか」「マニュアルを読み込んで解決する力」って、大人になっても必要なスキルです。 そう考えると、このような勉強も将来にしっかりつながっているのかな、と感じています。

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