広末涼子の全盛期について曲とともに語ろうではないか

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最近のニュースでこのようなものがあった。おそらくは若い人にとってはなぜこのニュースが大きな出来事であるかきっとわからないに違いない。

しかし、私の世代にとっては、広末涼子というのはトップ of the topのアイドルであり俳優であったのだ。とにかく大人気であった。

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まずはこの動画から見てほしい。歌手デビュー1局目となる「MajiでKoiする5秒前」という曲である。リリースは1997年4月。注目すべきは作詞作曲プロデュースが竹内まりやという大御所であり、デビュー作であるにも関わらず全力でプロモーションされている。

次に「大スキ!」という曲である。こちらは2か月後の1997年6月。こちらは岡本真夜というシンガーソングライターが担当したが、こちらもリリースする曲が全てヒットする超有名なお方である。

歌詞に注目してみよう。まずは動画を見た後で読んでほしい。

広末涼子 MajiでKoiする5秒前 歌詞 – 歌ネット

ちなみにこの曲を作詞した竹内まりやは42歳。今から考えるとマーケティングに踊らされていたという悲しい気持ちでいっぱいではあるが、当時の男子中高生のニーズ、すなわちこのような可愛いことを考える女性と付き合いたい、という気持ちを十分に満たしていた。

次に、大スキ!の歌詞である。アップテンポと繰り返しが非常に心地よく感じる。

広末涼子 大スキ! 歌詞 – 歌ネット

久しぶりに聞くと感じるのは、当時の曲は詩がつながっていてわかりやすかったということだ。そしてどちらの歌詞も男性目線である気がする。

そもそも今の時代だとリリースできるのだろうか。今の若い人に共感してもらえるかどうかは結構微妙な気がする。個人的には現代の歌手と録音技術でリメイクしてほしい気もするが…。

Youtubeで残っているだけでもありがたいので、初めて知る人はぜひ見ることをおすすめする。当時はビーチボーイズというドラマもあったが毎週楽しみであった。 

ビーチボーイズ (テレビドラマ)

今回、フジテレビ再建策の中で過去の知的財産を活用するという案があるが、リマスターして再放送を行うだけでも、テレビ世代の私も含めて見てしまう気がする。ただ現代の感覚と当時の感覚のズレみたいなものもあるため、取り直す場合はどこまで調整をかけるかというのは脚本家の腕にかかっているのではなかろうか。

特にオチはないのだが、画質の悪さを我慢してでも歌だけはぜひ視聴して当時の雰囲気を感じ取ってもらえたら幸いだ。

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