緊急事態宣言が出て以降皆さんはいかがお過ごしでしょうか。私もご多分に漏れずリモートワークが始まっています。
またそれに伴って、今年から保育園に行くはずだった3歳の子供が家にいます。 公園や庭で縄跳びをする程度であれば良いのですが、仕事に集中したいときやちょっとした勉強させたいときなどはどんな教材を与えたらよいか、悩まれている方も多いのではないのでしょうか。
今回、多くの教材メーカーが、色々な教材を無料で提供してくれています。ただ、アプリとして形になっているよりも、 PDF の方が使いやすいと感じる人も多いのではないでしょうか。
今回紹介するちびむすドリルは昔から PDF 形式で教材を提供してくれている会社です。
大人が見てもそこそこ面白そうと思えるような教材です。またバラエティに富んでいるので、自分の好きなところから始められるというメリットもあります。
前置きが長くなりましたが、今日はこの教材をBOOX MAX 3で使う時にこの設定をしておくと便利だという点を紹介したいと思います。 ま
ちびむすドリルのサイトの中から興味をもったものを紹介

見ていただければもうそれだけで十分に分かるかと思うのですが、左の方に幼児プリント集があります。うちの子供受けが一番良いのは、点つなぎと迷路です。もう少し大きくなると点描写もおすすめです。目がうまく動かせないとできないですよ。
点つなぎ

迷路

点描写

等間隔の点をつないで、見本と同じ形をかく点描写は、クイズ感覚で楽しみながら、運筆の練習になります。空間や構成を把握する力や、注意力も養うと言われています。※このページの点描写プリントは、すべて一筆書き(ひとふでがき)で かくことができます。線を書くだけでは簡単すぎて、難易度を上げたい場合は、一筆書きに挑戦してみると面白いかもしれません。
このサイトの優れている点はまとめてPDFをダウンロードできる点です。まとめて印刷する、を右クリックしてダウンロードしてしまいましょう。
余談ですが、生活カレンダーもあります。4月は家にいることになるので重宝しています。

置き換えという処理能力を見るためのもの。ルールを学ばせるのによいそうです。

横画面のPDFはステータスバーの回転機能を使う(注1)
横画面の PDF については、ステータスバーを画面上部から降ろして回転機能を選んでください。
開店する方向は4方向から選べます。ペンが上になるように設定すると使いやすいです。
こんな感じで表示されました。 小さい子にとっては紙の大きさはとても大事なのですが、 A 4サイズのMax3であれば十分です。Note2だと半分のサイズとなるため、幼児では難しいようです。
ステータスバーからタッチパネルをオフにする(注2)
子供が使う時はタッチパネルはオフにしておきましょう。頻繁にタッチで触ってしまって前の画面に戻るということが、子供ではよくあります。そういったことがあまりにも何度も続くと、子供はやる気がなくなってしまうので、このタッチパネルはぜひオフにして使ってください。画面右側のTPオフで設定できます。
このような状態になりますね。
BOOX Max3に付属のペンは子供の学習用としてもっと評価されてよい
BOOXシリーズは、 ワコムのペンを使っていることについては周知の事実ですが、 BOOX MAX 3だけは他のシリーズとは違う形のペンを使っています。
これは確かremarkableのペンと同じだったはずです。
BOOXの他のペンが細くて丸いのと比べて、Max3のペンは太くて三角形をしています。画像だと非常にわかりにくいのですが、公文式の三角ペンのような形状です。

太いので大人でも持ちやすいペンです。ただNote2などのケースには入らないため、その点は注意してください。字を書くというよりもお絵かきに向いている気がします。
フィルムはONYX製とミヤビックス製で大きな違いがあり
SKTからの販売においては、ミヤビックス製のフィルムがついてくるため、最初に添付されているONYXのフィルムとどちらにするか悩む人がいると思うのですが、この2枚のフィルムはフィルムの方向性自体が異なります。
ONYXのは書き心地を重視したフィルムで、ミヤビックスは使い勝手を重視しているフィルムになります。
ONYXのフィルムは書き心地が重視されているペンです。表面に対して凸凹とした微細な加工をすることにより、ペンとの間に適度な摩擦を生み、紙に書いているような書き心地になります。
ただ長時間使うと分かるのですが、このフィルムは手の指紋がつきやすいです。そのため、私はミヤビックスの方を使用しています。ペンで書くよりも圧倒的に読む方が多いので…。
ミヤビックスの方もpaperシリーズのように書き心地を重視したシリーズがあるのですが、耐久性や汚れ具合といった具合でミヤビックスの方が優れています。
もちろんフィルムではあるため、使い勝手が悪くなれば変更するのが正解なのですけどね。
最後に
ちょっとBOOX Max3よりの話に脱線してしまいましたが、幼児用の教材としてはMax3のようなA4サイズが必要です。教材自体に電子化ベースのものが少なく、どちらかといえば従来のように紙に印刷して使うものであるためです。
カラーの教材も多いため、本来は印刷して使うべきものかもしれませんが、バラバラに印刷していると、”前にどの教材をしたのか”調べるのが本当に大変なのです。この一点でデータ化するメリットは大きいと思うのです。
ただ、無理にさせないようにはしましょう。よいと思うのものはついついさせたくなるのですが、子どものやる気に任せるのがしないといけませんね。
週末、といってもお出かけができないのですが、最近は駐車場で縄跳びをしています。この状況が早く終わるといいですね。それでは工夫して楽しい週末を!
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