ダイヤモンドの記事紹介(4月25日号)と雑誌系電子書籍読み放題サービスの問題点とは?

レビュー

2020年4月25日号の週刊ダイヤモンドの特集は世界経済投資術でした。これは面白そうです。ただ雑誌の中身を詳しく紹介してしまうと問題がありますので、読んだうえで自分なりに感じたところを紹介します。また、電子書籍雑誌の思わぬ落とし穴も見つけたのでぜひご注目ください!

コロナで激変!

世界経済&投資術

新型コロナウイルスの猛威が止まらない。日本、米国、欧州と主要先進国の経済は急減速。マーケットでは株や原油、金などの乱高下が続く。どんなに不確実な局面でも、現状を正しく認識し、自分なりのシナリオを持つ者こそが活路を見いだす。

ANA・JALへのコロナで航空2.5兆円支援案

旅行やビジネス需要が急速に落ち込む中、日本の航空会社も政府の支援なくしては危機となっています。この記事は航空業界が政府に求めている支援内容とこのまま数か月も続くと経営危機になるということが書かれています。

以下の画像は、2020年3月期 第3四半期決算短信ですが、現金が600億近く溶けています。航空関連事業、旅行事業、商社事業とバランスよく売上を上げているように見えてますが、そもそも空港に人が来ない、旅行にもいかないということで、ポートフォリオの卵を入れるためのカゴ自体が落ちてしまっています…。

航空輸送は期待できそうなイメージがありますが、人を乗せる旅客売上1兆円に対して、貨物は988億円と10分の1です。うん、生き残れないですね。

決算短信 | IR資料室 | 株主・投資家情報 | ANAグループ企業情報
【ANA公式サイト】ANAグループの経営計画や財務情報など、株主様・投資家向けの情報をご覧になれます。

ただ前回のJALの経営危機でもANA+JALの合併案は見送られたので、今回も企業体質として無理でしょう。今後が気になります。

おまけ:今回の騒ぎが終わったら『どこかにマイル』を試してみたい!

往復6000マイルと通常の半分のマイルで、4つの行先候補を3日以内に決めます。前まではできませんでしたが、関西国際空港からいけるようになったので、いつか利用したいですね!

JAL | どこかにマイル
日本の魅力、再発見!行き先はお楽しみ、マイルをつかってどこかに行こう!

コロナ危機で新電力に倒産危機

緊急事態宣言により法人向けの支払い猶予が発生、そのため新電力会社に支払いサイトのずれに伴うキャッシュが必要になるという話でした。ただこういう時こそコロナ対策の融資をお願いすべきでは?と思います。

新電力に関しては私も入会していたものの、オール電化のような独自プランがないため、引っ越しを機に変更しました。こういったプランを新電力も作ることができればよいのですが、きっと何らかのハードルがあるのでしょう。こういったところの規制緩和をお願いしたいところです。

私の購入した中古物件はオール電化だったので、エコキュートによる夜間の湯沸かし、食器洗い機、乾燥機付き洗濯機の3つを毎日回しています。便利になりました。

オール電化の経済性|オール電化|関西電力 個人のお客さま
オール電化の経済性についてご説明します。

電子書籍の問題点:読みたいページが何とカットされていた!27ページも!

私は不動産であるリート(REAT)の記事が読みたかったのですが、電子書籍版では何とカットされていました。

具体的には43ページから70ページまで27ページの大幅カットです。

このカットはどういった設定で行われているのでしょうか。何らかの著作権の関係でしょうか。はっきりいってひどすぎる…。

せっかく不動産の話をしたのでおすすめ動画と物件を紹介

一つは投資家である山本一郎さんがこの時代の不動産について話していました。

『「人が動かない時代」に、強い不動産・REITは?』

私は住宅の購入時に不動産の面白さに気が付いたため、楽待などの不動産サイトを見ているのですが、今まで見たことのないような利回りかつよい場所の物件が山ほどでてきています。特に不動産は個別性が強いため面白いですよね。

楽待 飲食店オーナーチェンジ!うえほんまちハイハイタウン207号室

楽待

何と利回りが16.03%という物件です。結構目立つ場所にあってよいと思うのですが。この仲介会社さんのコメントには同意。ただ、今年度末において弊社の忘年会が開催できるかどうかというのは非常に疑問です。

うえほんまちハイハイタウンや大阪駅前ビル等、オフィスや住居等が一緒になっている建物の重飲食店店舗は空室率が非常に少なく、売りに出ること自体が非常に稀です。当該物件も、普段なら即商談必須であろう物件です。景気の良い時期で、飲食店が儲かっているような時期にはこういった物件があまり出回りません。弊社は当該建物内でいくつも飲食店区画等を管理しており、空室予定物件のリーシングもよく行いますが、賃料さえ間違えなければ問い合わせも多く、客付けに苦労する印象はありません。店舗であれば、実際に退去するまでの間(多くは3ヶ月前予告)に次のテナントが決まることが多いです。

民泊やホテル物件が山ほどでてきています。不動産の面白いところは実際に見ることができるため、一度自分の地域を検索してみるのをお勧めします。

楽待

最後に

最近、街を見ても人が歩いていなくてお金も回っていないと強く感じます。そして自分自身も好きだったIKEAとかコストコなどにホットドッグでも食べにいこう、という気持ちにならなくなっています。

このムードが本当に5月6日に終わるのでしょうか。指数関数的な増大は抑えられているし、超がつくほどの景気対策により株価も安定していますが、元気な人が10日後に死亡する、みたいなウイルスといつどこで出くわすかわからない、と考えると非常に出かけにくいのです。

人類はこれまでもウイルスの襲撃を乗り切ってきた、みたいな話はあるのですが、マスの話ではなくて、いざ自分がなってしまうことを考えるとしっかりと自衛しないといけませんね。

boox-note2 – SKT株式会社
レビュー
チューリップ商人をフォローする
スポンサーリンク
チューリップ商人のブログ

コメント

タイトルとURLをコピーしました