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ONYXBOOX MAX2 Proの製品情報

投稿日:10/15/2017 更新日:

 

ONYXBOOX MAX2 Proの製品情報を紹介します。

ONYXBOOX MAX2 Proの概要

BOOX MAX CARTAとはかなり違いがでているのですが、何といっても最大の特徴はHDMIスロットが搭載されておりセカンドディスプレイとなる点です。

そもそもこの機能はDasungのPaperlikeProというEinkモニタの機能ですが、それをタブレットに搭載させてきたことに驚かされます。ただ実際の実用度の点ですがまだまだ未知数なものになります。

 

ONYXBOOX MAX2 Proのスペック一覧

CPU 1.6gHz Quad-core CPU
RAM(メモリ) 2GB
Storage(保存容量) 32GB or 64GB
screen(画面) 13.3 HD Mobius Carta Screen
resolution(解像度) 2200*1650 pix
touch(タッチ方式) WacomPen(スタイラス入力)
Wireless(ネットワーク) Wifi-BT4.0
Battery 4100mAh
OS Android 6.0
Speaker Support(あり)
Mic Support(あり)
Keys(物理ボタン) Menu,Back,Next,Previous
Slot microHDMI
Size 325*237*7.5mm
weight(重さ) <550g

特徴1:Eink-monitor機能を搭載

最大の特徴はEinkモニタ機能を搭載している点です。ただし2017年10月14日現在の香港フェアにおける動画が公開されているのですが、PC液晶画面とEinkモニタの画面を見ると、0.5秒程度のタイムラグが存在します。

Onyx Max2 as a monitor and accessories Onyx Boox Pedals and Onyx Stand

発売はまだ先であるためきっと改良されるとは思うのですが、youtubeの動画を見てもPaperlikeProと比べて明らかにリフレッシュレートが異なる気がします。

この記事の作成作業もPaperlikeProを使っているので、画面を複製にして比較してみましたがタイムラグはおそらく0.1秒以下です。

Einkモニタの表示がやや遅いと感じる理由

おそらくは16色のモードで表示しているためです。16色のグレーススケールで表示するというのは、Einkの能力の限界を超えているのかもしれません。CPU等のハードウェアスペックではなくて、EInkとしての限界なのでしょう。

ではDasungのPaperlikeProはどうやって解決したのかというとfloyd modeというのを作成し、5階調表示で行っています。速度的に適度で表示も適度、という妥協できるラインを検討した結果、このモードに落ち着いたのでしょう。また、ソフトウェアによってコントラストも変更できるようにしています。(薄くすると画像を見ることもできます。)

こういった機能を搭載できるかどうかがこのHDMI機能の肝になりそうでですが、ONYXとしては事業の中心はタブレットであるため、そのような機能は搭載してこないかもしれません。AndroidのOSとは別にWindowsやapple用のソフトウェアを提供するかということになると難しいと考えられるでしょう。

一つ提案するとすれば(まったくもって求められてはいませんが)、A2リフレッシュモードの欄にA5リフレッシュモードを搭載することによって、速度の遅さは解決するかもしれません。ただコントラストに関してはPCのOS側で調整できるようにしないと難しいかもしれませんね。

また、拡張デスクトップはできるのでしょうか。機能の詳細がベールに包まれているため気になります。また、フットスイッチはあの用途に使うのでしょうか。

特徴2:CPUが1.6gHzのQuad Coreになりました!

お待ちしておりました。とりあえずこれでDPT-RP1を超えることができました。

もうご存知の人は多いと思いますが、DPT-RP1が採用しているのは、Marvell IAP140というCPUになります。これはクアッドコアですが最大のクロック数は1.2gHzになるため、単純に比較しても1.3倍の速度アップにはなるのではないでしょうか。

Enterprise review platform

http://www.worldwidescan.com/product/marvell-iap140-1865

このメリットはKindle等のアプリケーションの起動にメリットがあるかもしれません。漫画などを回転しながら二画面にしてすいすい見るのに役立つでしょう。

ただ論文を読む用途で考えると、ページをめくる速度がコンマ何秒かずれようが、文字を読む速度は人間側のためそれほど変わりません。MaxであろうがDPT-RP1であろうがMax2であろうが何でもよいと思われます。

ただDPT-RP1にとって既に吹いている逆風としては、remarkableの存在です。メモ帳としては13.3インチは大きすぎるので、10インチのこの商品を選ぶのではないでしょうか。

https://remarkable.com/

余談ですが、動画の中に時々差し込まれるCGが本当にかっこいいです。マーケティングの人が超優秀。

Einkのマイクロカプセルが動くCG

CPUが情報をやり取りするCG

特徴3:WACOMスタイラスの採用

動画を見たら分かるとは思いますが、今回のスタイラスはワコム製を前面に押し出しています。

動画でも確認してみてください。

噂では最大4096段階の筆圧検知対応で他のワコムペンも使える可能性があるようです。おそらくはraytrektabと同じものかもしれません。

http://www.dospara.co.jp/5info/cts_raytrektab

あくまでも噂のため、実機が手に入ったら試してみますね!

BOOX MAX2PROの気になる点

SDカードが消えた点です。また、お値段が相当なものになるのではないでしょうか。ワコムスタイラス、microHDMI、新CPU等、今回から10万オーバーでもおかしくないです。個人的にはremarkableが629€(送料別・消費税別)=629€*132¥/€=83028円と地獄の窯の蓋を開けたような値段になっていますので、結構な価格になるのではないかと。

中国に行って感じたことですが、価値のあるものや新しいものの開発が賞賛される傾向にあります。iphoneⅩもそうですが、これからガジェットの値段はどんどんと上がっていくのでしょう。

最後に

今回の動画を見た感じですが、以外と企業向けはPaperlikePro、個人向けはBOOX MAX2 PROという風に棲み分けがなされるような気がしてきました。DPT-RP1でも危惧されていたようにWIfiがつながってしまうと情報漏洩の危険性があるわけですが、PaperlikeProはセカンドモニタであるため、そういったリスクが少なく導入しやすいことが考えられます。

物作りをまったくやっていない私が言うのは変な話ですが、物作りは本当に大変で、まともな完成品が出来上がって、消費者の手元に届き、さらにそれが普通に使えるだけで奇跡です。まあ何がいいたいのかというと今こうして目の前でまともに動き続けているDasungのEinkモニタがすごいということです。(現在23時58分)

個人的にはONYXもdasungも直接ぶつかることなくお互いに発展し、液晶市場を破壊してくれることを望んでいます。

  • この記事を書いた人

チューリップ商人

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