デジタル教科書とタブレット、そしてE-Ink

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今日 NHK ニュースを見ていると、今年からデジタル教科書が使えるという番組がやっていました。7時のニュースであったためご覧になった方も多いのではないでしょうか。なかなか衝撃的な動画だったので紹介します。

エラー|NHK NEWS WEB

概要

紙の教科書ではなくタブレットを使うことによって、編集や他の人に見せたりすることが簡単に行えるというメリットがあるそうです。しかしこの番番組を見て少々疑問が。

タブレットを使う一番のメリットとは何だろうか?

自分自身を振り返ってみて思うのですが、アイディアを出すための 試行錯誤の過程というのは、紙やBooxのメモ欄で行っています。その上で最終的にはワードやパワーポイントにまとめたりするという仕事の仕方ではないでしょうか。

しかしここで振り返ってみると、①インプット、②編集、③アウトプットの流れが、アナログとデジタルの組み合わせにより、ぶった切られているということに気がつくはずです。

特に②の編集をアナログで行ってしまうと、人に見せるためには、③デジタルに修正しないといけません。

この流れがタブレットで行うことによって継ぎ目なく行うことができます。試行錯誤した結果をすぐに共有できるのです。非常にメリットが有るように今更ながら感じてきました。

タブレットのデメリット 動画の2:20から【目の負担などに配慮して各教科の授業時間の半数未満に】

前のブログでも書いたことがあったのですが、私は昔 iPadを使ってで資格試験の勉強したことがあります。使い方としては、テキストを男子書籍化したものを入れて読んだり、問題にできるフラッシュカードというアプリを使っていました。

皆はやったことある?タブレットで学習すると涙が止まらない!

あくまでも個人的な体験ですが、輝度を暗くしようが何をしようが、2時間もタブレットを使って勉強をすると、私の場合涙がでてきます。さらに後遺症というわけではないのですが、なかなか寝付けなかったりします。

なんというか勉強内容で効率化できた以上に疲労が溜まってしまい、休む時間が増えてしまっていました。

①インプット、②編集、③アウトプットのツールが一体化しているところが大問題

仕事のためにパソコンで資料を検索したりすることはあります。ただ調べたものを書き留める、人と相談する際において、きっとパソコンから目を離しています。これが目の休憩になっているのかもしれません。

しかし、先程の①インプット、②編集、③アウトプットのツールが一体化していると、目を離す暇がありません。別のものを見て休憩できなくなってしまうと思うのです。

ここで目に優しいE-InkパネルのAndroidタブレット、という流れが定番の流れですが…。

ただし、今回の番組を見て感じたことは、E-Inkタブレットが学習ツールとして置き換わることはないという点です。なぜかというと、学習者の目には優しくなりますが、アウトプットのツールとして使うことができないからです。

すなわち、①インプット、②編集まではできますが、最後の③アウトプットの段階において画像やレイアウトに拘る必要が出てくると、③の機能がないといけません。しかし、E-Inkには向いていない領域です。

なぜなら白黒ですから…。またカメラがないのも記録の視点から難しそうです。会議後のホワイトボードをパチリと撮影した経験って誰にでもありますよね?

結局E-Inkタブレットは紙の延長線上である

この見出しのように、E-Inkタブレットは結局は紙(特に本)の延長線上です。厳しい言い方をすると、変化するWeb記事が見やすく読めるようになっただけなのかもしれません。

本で学ぶという旧来ベースの学習であればE-Inkタブレットが良いでしょう。しかし、一体型ツールとしてE-Inkタブレットを使う場合はパワー不足です。カメラもなければ編集にも手間がかかります。結局はWindowsに同期して編集するしかないのでしょう。

アウトプットツールとして使えるPaperlikeはもっと評価されてもいい

ここからはちょっと脱線しますが、見出し通りPCモニターとして使えるPaperlikeはもっと評価されて良いと思っています。

確かに高い製品ではあるのですが、今お使いの通常のモニタとは明らかに用途が異なるものですし、どちらかといえば、今お使いの眼球に10万円以上の価値があるかどうかで判断すべきものだと思います。夜中まで仕事の資料作りが行えるのもメリットです。

仕事を家に持ち帰っているというツッコミについては勘弁してください。

まとめ 導入担当者はぜひタブレットで学習を試してほしい

埼玉県戸田市や佐賀県は教育にタブレット(新しいツール)を使ってみると言う話は新聞でもたまに見るのですが、ぜひ担当者の中で、タブレットを実際に自分の学習で使ってみて、その上で導入を判断してほしいものです。

TOEICや日経テストなど何でもいいので、タブレット学習組と通常の紙での学習組に分けてABテストを実施すればよいのではないでしょうか。教育機関であるならば検証方法は山ほど持ち合わせているはずです。

まさかやっていないということはないと思いたいのですが。

個人的な仮説としては、タブレットを本代わりに使うと、集中力低下により成績が落ちるはずです。そういったテストはどこも行っていないのでしょうか。

パソコン教科書で勉強した佐賀県の高校生の視力データはどこかにあるのか?

これと全国の高校生の視力データを比較すれば、いろいろとわかる気がするのです。データさえあれば検証できるのですが…。

コメント

  1. poe より:

    あのニュースは、自分も見ました。なんか今更って感じでした www
    学校教育の現場でのタブレットの導入とか電子教科書とかって、
    電子黒板とのペアで教育ソリューションとしてシャープ・NEC・エプソン等
    から出てます。目新しい話ではないですよ。
    問題なのは、導入に高額な費用が発生するので、公立校だと普及がほとんど
    進んでないって事です。
    「命に関わるかもしれない教室での猛暑対策のエアコン設置」の予算だって
    なかなか確保出来ないのに、もっとお金が掛かるIT化なんて程遠い。
    まぁ、導入出来ても、教える側の教師が使いこなせない…って問題も
    ありますけどね。

    検証云々の話ですが…
    今の子供は、物心付く頃からスマホとかタブレットとか触っているので、操作なんか
    慣れちゃっているし、学習塾(特に通信制)でタブレット使ってる事も多いので、
    多くの子供にとっては、タブレットで学習ってもう普通の事じゃないでしょうか。
    たとえば、進研ゼミの小学講座とかスマイルゼミとか、かなり前からタブレットを使ってます。
    個別に学習進捗のチェックも出来るし、子供も自分の理解度に合わせて学習を進められる
    ので、落ちこぼれる事もないし、もう成果の検証とか言っている段階ではない気がします。
    紙ベースでの学習なんて学校の授業と宿題くらいって子供も多そう。

    学習でのタブレット使用で、目の疲れとか視力低下とかを訴える子供の話って目にしない
    ですね。現状では、目の負担に関しては、あまり問題は無さそうな感じですね。
    その点でe-inkとかに絡めるのは、ちょっと無理そうですね (^^ゞ

    • チューリップ商人 より:

      poeさんお久しぶりです!
      今回の記事は、個人的にタブレットで勉強した経験から書いたものです。

      もちろんタブレットの方が学習の理解度把握とか復習タイミングとか、人間がやらなくても機械が把握してくれるのは間違いなく便利でしょうけど…。人体が耐えられるのか気になりました。
      かといって、Einkタブレットで勉強できるのか、と聞かれると、動画コンテンツが使えないのはかなり厳しい気がしました。となるとyogabookかな…。

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